■ 理科のグラフ問題が苦手な子は多い

今日は中学受験の理科について。理科のグラフ問題が苦手な子へのおすすめのテキストを紹介します。


a0002_003650
※画像はイメージ 画像:足成

■ あまりない「理科のグラフ問題」に特化した参考書・問題集

中学入試の理科問題において、グラフ問題の出題を好む学校は決して少なくありません。出題者がグラフ問題を出題する主な目的は、暗記による知識に偏らない学習をしてきた受験生を取りたいという点に尽きるでしょう。そして理科のグラフ問題では、特に「きまりが何か」を受験生に問う出題が多くなります。

こういった理科のグラフを読みとる問題、慣れれば簡単なのですが苦手な受験生はどうしても苦手になりがちです。


■ 説明が丁寧な「中学受験 理科のグラフ完全制覇」

グラフを読みとる力の育成には、とにもかくにも「問題慣れ」することが必要。グラフの問題が苦手な生徒は「問題慣れ」していない可能性が十分にあります。

そこで紹介するのが「中学受験 理科のグラフ完全制覇」。本書では19のグラフを説明しています。そして本書は説明がとても丁寧なのが好印象。扱っている問題自体はそれほど難易度が高いものではありませんが、様々なグラフのパターンに慣れるにはもってこいのテキストかもしれません。

中学受験 理科のグラフ完全制覇
小川 真士
ダイヤモンド社
2009-07-10


■ 四谷大塚の先生が書いた参考書・問題集

本書を著している小川真士先生は四谷大塚進学教室の理科の先生。開成特別コースを担当されてきただけあって解説が分かりやすく記述されています。説明がとても丁寧なのもうなづけます。

理科のグラフ問題だけを集めた問題集はあまりないのが実情です。グラフ問題が苦手な生徒さんは、この一冊を仕上げるといいでしょう。


関連記事

冬休みの一冊(理科記述問題対策):「中学受験・論述でおぼえる最強の理科」
中学受験・理科:特定分野が苦手な子へ「テーマ別特訓ノート理科電流/天体/植物・動物」
中学受験おすすめのテキスト:書店で買えない四谷大塚の「予習シリーズ」

このエントリーをはてなブックマークに追加