■ 小学校低学年(1・2・3年生)のための中学受験準備の参考書・問題集

今日は小学校低学年(1・2・3年生)を対象としたお話。中学受験準備のための参考書・問題集についてです。

tsukue
※画像はイメージ 画像:足成

■ 中学受験の準備は家庭でもできる

SAPIXや日能研などでは4年生ぐらいから本格的な中学受験コースが始まります。小学校低学年(1・2・3年生)にも中学受験準備のコースがありますが、どちらかというと知育的側面が強いかもしれません。

もちろん、わざわざ塾に行かずとも、ご家庭で受験準備が可能です。

この時期のご家庭では、中学受験の基幹科目である国語の漢字書き取りや、 算数の一行計算がきちんできるよう指導しておいてほしいと願います。

小学校4年生以降に塾に通った際に、 これらの基礎学力がきちんと定着していると指導が楽になります。


■ 国語の漢字書き取りと算数の一行計算をきちんとこなす

国語の漢字書き取りと算数の一行計算は早期に習慣づけをしておきましょう。その際のポイントは時間を意識させること。だらだら勉強する癖をつけないようにしてください。


■ 漢字や算数の問題集は日能研のシリーズがおすすめ

また、国語の漢字や算数の計算問題集は市販のもので十分ですが、コストパフォーマンスが高く、信頼が置ける日能研のシリーズをおすすめします。

かん字マスター365日 2年 (漢字マスターシリーズ)
日能研教務部
みくに出版
1998-03-01

漢字の書き取りにせよ算数の一行計算にせよ、毎日こなすことが大切。また、できたできないに関わらず、子供が積極的に取り組んだなら大いにほめてあげましょう

マスター1095題 2年 一行計算問題集
日能研教務部
みくに出版
1995-05-01


■ 本格的な参考書は自由自在シリーズ

また、本格的な受験準備の参考書としてそろえるならば、自由自在シリーズ。オールカラーの構成で、教科書として最適です。

自由自在算数小学1・2年
増進堂・受験研究社
2011-03


■ 本格的な問題集はトップクラス問題集

中学受験準備を本格的に意識した問題集なら文理のトップクラス問題集


よくできた問題集です。


■ 社会・理科はマンガを利用すると効率が良い

社会・理科については、特別なことをする必要はありませんが、マンガの教材である程度の知識を身につけておくと、やはり後で受験指導がとても楽になります。

おすすめは、日能研が監修している小学館のドラえもんシリーズ。コストパフォーマンスが高いシリーズです。最近改訂され浜学園が監修しているバージョンが出ましたが、日能研が監修している旧版を強くおすすめします。


参考:中学受験社会の準備はどうすればいいか(小学校低学年から中学年):日本の歴史がわかる―ドラえもんの社会科おもしろ攻略 (ドラえもんの学習シリーズ)

ちなみに理科もあります。



■ 国語の知識もマンガを活用

国語の知識問題(敬語・四字熟語)についてもマンガを活用することをおすすめします。国語はちびまるこちゃんシリーズが良い作りです。


参考:中学入試・国語:敬語が覚えられない場合は?


■ 勉強に対する苦手意識を持たせないことが大切

小学校低学年(1・2・3年生)に対しては、勉強に対する苦手意識を持たせないことが大切になります。勉強は楽しいんだということを意識させ、子供が積極的に取り組んだらほめることを心掛けてください。


関連記事

幼稚園から小学校低学年(1年生~3年生)の中学入試国語準備に:「どっかい・さくぶんトレーニングろんりエンジン」
中学受験国語で出題されやすい作品とは?「新訂版中学入試にでる名作100」坂元純(日能研)
音読を続ける子は国語力の高い子になる?:陰山メソッド「徹底反復音読プリント」

このエントリーをはてなブックマークに追加