■ センター試験受験生へのアドバイス

今回はセンター試験受験生への直前アドバイスを簡単に。高校生は残りの期間をぜひ充実させたものにしてくださいね。

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※画像はイメージ 画像:足成

はやいもので、来月にはセンター試験が実施されます。大学受験生である高校生の皆さんは、この時期、良い意味での緊張感を持っているのではないでしょうか?今日はそんなセンター試験を受験する高校生の皆さんに受験を控えた残りの期間、そしてセンター試験当日のアドバイスをいくつかしようと思います。


■ 今の時期のアドバイス

自己採点のために自分が何をマークしたか必ず問題用紙にメモをとる習慣を

毎年、センター試験の自己採点で正確な点数が出せない生徒が何人かいます。これは本人がメモをとったつもりだったにも関わらず、いざ帰宅して自己採点しようとしても色んなところに○がついているため、何を正解にしたのか分からなくなってしまうためです。

緊張しているのは分かりますが、自己採点を終えるまでがセンター試験。きちんと自分の出した答えを正確にメモしておく習慣はつけておきたいところです。厳しいようですが、正確にメモすら取れない不注意な生徒は大学受験に失敗しても文句は言えません。もし心当たりのある受験生は、今からでも遅くはないので、正確に自分の出した答えが分かるメモをとるよう心掛けてください。

センター試験会場の下見はしておきましょう

どんな試験においてもそうですが、一度は試験会場の下見はしておきたいところです。そして常に最悪の事態を想定し準備をしておきましょう。センター試験当日には雪が降ることもあるでしょうし、交通機関が乱れることもあるかもしれません。センター試験の会場までの複数のルートを考えることも必要です。試験当日には1時間早めに着くぐらいの気持ちで家を出るよう予定を立てておきましょう。

1月は新しいことを勉強しようとしない

1月になって急に新しい問題集をはじめようとする人はあまりいないと思います。1月はこれまで(12月まで)に得てきた知識を再確認し、さらにこれまでの学習の中でのあやふやな項目を確実に覚えていく時期です。新しいことを覚えるには適していません。どの科目においても、自分自身の得点源で確実に点を取れるようにしておきましょう。

頭がボーっとして何も手につかなかったら音読をしよう

試験が近付いてくると、どうしても頭がボーっとして、何から手をつければよいのか分からないことはよくあることです。そんなときは何も考えず、今まで自分自身が慣れ親しんできた参考書や単語集を音読していくことをおすすめします。大丈夫、それだけでも充分に効果があります。また、音読する際には「覚えなければならない」という強迫観念は持ってはいけません。もし勉強に手がつかない状況になったらとにかく音読をしていきましょう。




■ 試験当日のアドバイス

ちょっとした軽食を用意しておく

試験では案外お腹がすくものです。空腹のほうが頭の回転が良くなると言われることもありますが、軽食を用意しておくと何かと便利です。チョコレートとか、カロリーメイトといったものをコンビニで買っておくと小腹がすいたときに役に立ちます。できれば水分補給用のスポーツドリンクも。ちなみにセンター試験をはじめとする試験の際の食事は、おにぎりのような軽めのものですませる受験生が多いようです。

センター試験の形式は毎年変わるもの

「センター試験の形式は毎年変わるもの」ぐらいに思っていた方が良いかもしれません。毎年、教科によってはセンター試験の試験傾向が変わり、会場内がざわついたなんて話はよく聞きます。もちろん傾向が変わってざわつく受験生は、それだけ演習量が少なく対応力がないことを意味します。自分が受験するセンター試験の科目が、いつもと多少傾向が変わって周囲がざわつくようだったらラッキーと思ったほうがよいかもしれません。決して自分がざわついてはいけませんよ。

休憩時間には適度な運動と深呼吸を

センター試験に限らず、入試の休憩時間には軽い運動をして前進の血流を良くし、また深呼吸で脳に酸素を送り込みましょう。自分自身が思っている以上に、入試という極限状態で身体と脳は酷使されています。今まで努力してきた実力が100%発揮できるよう、休憩時間には適度な運動と深呼吸、この2つをぜひしてもらいたいものです。


以上、センター試験受験生へのアドバイスでした。残りの期間を充実して過ごし、試験では全力を尽くせるよう頑張って下さい。


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